ここから・・・
                        明智 飛鳥

季節外れの海
僕たち以外に だれもいない海

波とたわむれる 君の笑顔
僕を呼ぶ 君の声

海の風は 君の髪をなびかせて・・・
出会った頃のことを 思い出させる

あの頃は 互いのこと 何も知らなかったね
気が付くと 君は僕のそばにいて
僕は君のそばにいた

「どうしたの?」
ぼーっとしてた僕の顔を見上げて
君は また ほほえむ

「いや、なんでもない」
僕は 君の手をとって
一緒に 歩き出した

僕たちは『ここから』なんだから。
そっと つぶやいた言葉は
海と空の青に 溶けていった・・・


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